減価償却の資産

減価償却の資産となる車買取と廃車にする場合

車は購入してから長く乗っていると、劣化して手放す必要が出てくることもあるでしょう。
そして、古くなった車を手放す際には廃車にするという方法もありますが、専門の業者に買い取ってもらうという方法もあります。
車は減価償却の資産となるため、廃車や売却を行った場合は減価償却の状況によって仕訳の方法が変わってくるので注意しましょう。

個人事業者が車などの減価償却資産を売った場合、売った時の帳簿価額で仕訳を行うことになりますが、売買によって出た収益は譲渡所得となります。
そして、利益が上がった場合と損益が発生した場合では、それぞれ別の方法で仕訳を行うことになります。
また、事故などの原因で廃車にするという場合や、償却資産を災害などで滅失したという場合、損失額をその年度の必要経費とすることができます。
廃車にした車は事業用固定資産の損失となりますが、損失額は雑損失や固定資産除却損などといった勘定項目を用いて仕訳することができ、この際にはリサイクル料金も固定資産除却損に含めて計上することになります。
リサイクル料金にはシュレッダーダスト料金やエアバッグ類料金などといったものが含まれており、資金管理料金は課税対象となるので消費税も課税仕入れに計上します。
廃車を買取してくれる業者に車を売った場合、その買取額は雑収入とみなされます。
買い取られた車は転売の目的ではなく廃車に該当するのですが、廃車にする際に手続きが必要になる場合は支払手数料として経費の計上ができます。

ちなみに、廃車にした車を固定資産の損失として扱えるのは、その車を事業用で扱っていた場合のみであり、ローンが残っている状態で車の売却や廃車を行なった場合、ローンと減価償却資産を分けて考える必要があります。
銀行で借入を行っている時はそのまま支払いを継続し、車両の売却などに対しての仕訳を行うことになります。
信販系の未払い金があるという場合、車両の売却や廃車はできないので残積分を一括で清算する必要があります。
一括で清算を行うのは車が所有権留保されている場合となるため、必要かどうかは車を売る店舗に確認しましょう。
ローンやクレジットを一括清算する場合には、早期完済を行うと若干の金利手数料が追加されるのですが、これは支払手数料や利子割引料などとして経費計上することができます。車を買取して欲しいという場合、さまざまな買取業者の情報を集めてみると良いでしょう。”

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